できることから一つずつ。
周りを巻き込み、
社会を変える企業へ。
正解や前例の少ないLGBTQ+支援へ積極的な姿勢で臨まれているパナソニック コネクト株式会社。多様な視点・経験・価値観を持つ一人ひとりが、イキイキと働きながらコアバリューを実践していける。そんな未来に向けて、どのような取り組みをされているのかをお聞きしました。
社員の声を後押しに、
性的マイノリティ支援の
輪が広がる。
日本を代表するスーパーゼネコンの一社として、国内・海外で活躍する大林組。女性活躍をはじめ、パワハラ防止措置や「SOGIハラ」にも適切に対応すべきとの考えで、建設業界の中でもいち早く課題解決に取り組んでいます。「事業に関わるすべての人々を大切にする」という企業理念を基盤に、いかに性的マイノリティへの理解と支援の浸透を進めているか、お聞きしました。
アライがいる職場が当事者の
安心感とやりがいを高める。
LGBTQ+支援に取り組む企業において、当事者を支援する「アライ」の活動は重要です。野村ホールディングスでは、社員一人ひとりが自発的にアライを表明する輪が広がっています。当事者にとって身近にアライがいる安心感をどのように広げているか、当事者はそれをどう受け入れているのか、お聞きしました。
大学と医療が
一体となって
性の多様性を支える。
1日3千人超の外来患者が訪れる順天堂医院。レインボーバッジを付けた事務職員に迎えられ、院内でもバッジをつけた医療者が目に留まります。同医院は2021年にLGBTなど特定のSOGI(sexual orientation and gender identity)を有する方々への支援に取り組み、翌年にはPRIDE指標のゴールドを取得しています。この“速やかな活動と現場への浸透”の背景には、経営陣の主導や大学との連携、当事者の協力、事務職員を含む現場の医療者の対応力がありました。ワーキンググループの委員長と副委員長のお二人にお話を聞きました。
「すべての人が『しあわせ』を
感じられる社会に向けての共創」
を通じて支援の輪を広げる
2016年以降『東京レインボープライド』に協賛している丸井グループ。同社のDE&Iの取り組みは、2023年度現在、PRIDE指標を7年連続でゴールドを受賞、さらにD&Iアワードにおいても従業員数3001人以上の企業部門で大賞を受賞するなど活動が評価されています。企業理念や企業文化がどのようにDE&I推進につながっているのか、お話を聞きました。
創薬の基盤にD&I。
当事者の理解と共感を
可視化する。
抗体エンジニアリング技術をはじめとする独自のサイエンス力と技術力でヘルスケア産業のトップイノベーターを目指す中外製薬株式会社。「ダイバーシティ&インクルージョン」を重要な経営テーマとして捉える同社では、性的マイノリティ支援についても組織文化にしっかり定着させようと、さまざまな課題に取り組んでいます。2022年から『PRIDE指標』でゴールドを受賞するなど、社外からも高い評価を受けています。
知ること、
参加することから
応援の輪が広がる。
コンタクトセンター事業を展開するAIサポートホールディングス。『Support for Smart Life』を経営理念として掲げ、誰もが便利で快適な生活を送ることができるIoT社会の実現を目指して、互いに尊重しあう組織風土を醸成しています。社外にもダイバーシティへの取り組みを明確に発信し、性的マイノリティを含め、社員が充分に力を発揮し、活躍できる職場を目指しています。
「人は財産」という
理念のもと、誰もが
活躍できる場を創造。
「当事者に向けて、何か自分ができることはないか」。2016年に活動をスタートさせて以来、NTTデータグループではLGBTQ+関係の社内セミナーや研修、イベント等の開催を重ね、当事者を支援するアライメンバーを増やし続けています。『人財が企業価値の源泉』ととらえるNTTデータグループでは、多様な人財が活躍できる、働きやすい職場環境づくりを推進しています。
「志」を受け継いで
100年超。
受け容れあう会社へ。
調味料などの食品事業や、アミノ酸の研究開発によって成長してきた味の素株式会社。働きやすい会社の調査では、常に高い評価を獲得しています。同社の「働きやすい環境づくり」は、「多様性を受け容れあうDE&Iの推進」を基盤に、性的マイノリティ当事者の支援にも向けられ、本社・グループ会社の各組織が一体となって取り組まれています。
当事者・パートナーの
住まいの困りごとに
向き合う。
東京・上野を中心にマンション売買仲介を手掛ける「株式会社家や不動産」。代表の會田様は、性的マイノリティ当事者の置かれている実情を知ると、住まいに関わる諸問題に対応するため、専用の相談窓口を開設。当事者の困りごとを解決する支援サービスを起ち上げました。マイノリティ支援のノウハウと経験を活かし、サポートの輪を広げています。
性の多様性を理解し、
協働して支援する
学びの現場。
性別、障がいの有無、文化的相違に関わらず、多様な人々が集う「大学」という空間。東京都立大学では、「ダイバーシティ推進室」を中心に、性的マイノリティの啓発をはじめ、さまざまな“相違”を理解・尊重しあう環境づくりに取り組んでいます。学生・教職員一人ひとりの個性を活かしながら、多彩な研究を推進し、TMU2030の実現を目指しています。