アライとは、英語で「同盟」や「支援」を意味する「Ally」が語源で、性的マイノリティの方々への理解や支援の意思を表明する人をいいます。
職場でアライが増えていくことは、性的マイノリティの方々が働きやすい職場づくりにつながる大きな原動力となります。また、アライであることを表明することで、性的マイノリティの方々の安心感等を醸成することにもつながります。
性的マイノリティに関して企業や行政が制度を整備し、誰もが暮らしやすい社会を目指していく中で、私たち、一人ひとりの個人にできることは何でしょうか。
あなたの仲間や友人、大切な人の中にも、人知れず、性の多様性による悩みを抱えている人がいるかもしれません。
そんな時に、あなたに知識があれば、あなたが味方であれば、少しでも当事者の心の負担を軽くできるかもしれません。
あなたの他者への思いやりが、誰もが暮らしやすい社会「インクルーシブシティ東京」の礎になります。
アライであることは特別なことではなく、他者との違いを受容し、尊重するという思いやりから始まります。あなたの思いやりを行動に移してみませんか。
アライであるために、以下の「知る・考える、変わる、伝える」のように、できることからはじめてみましょう。
1 知る・考える
性のあり方が多様であることを、映画や本、講演などを通して知る。
自分の身の回りの環境が、多様な性のあり方を前提としているかどうか振り返る。
冊子を読んでみよう
東京都では、「多様な性について知るBOOK」を作成し、ホームページで公開しています。性的マイノリティに関する知識のほか、どのように過ごせば、当事者の困りごとを軽減できるかがまとめられています。
詳細はこちらセミナーに参加してみよう
東京都では、性的マイノリティを支援する立場の専門家を講師に迎え、オンラインセミナーを開催しています。正しい知識を身に着け、性自認及び性的指向に関する理解を深める機会としてご活用下さい。
詳細はこちら2 変わる
性的マイノリティの方々に対する差別的な言動を見かけたら注意する。
性別を限定する表現を使わない。
男女分けや決めつけをできるだけ無くす。
3 伝える
6 色のレインボーグッズ※を身につけたり、置いたりする。
※ 6
色のレインボー(赤・橙・黄・緑・青・紫)は性的マイノリティの国際的な象徴とされています。
性的マイノリティのニュースや話題を日常的に取り上げ、肯定的に伝える。
東京都では、アライマークを作成し、アライを広める取組を推進しています。
東京都では、性的マイノリティの方々への理解や支援の意思を表明していただくため、アライマーク「TOKYO ALLY」を作成しました。
東京都アライマーク
「TOKYO ALLY」
通常のレインボーグッズと同様に認識できるよう6 色のレインボーでTOKYO ALLYのロゴをシンプルに表現しました。ロゴを取り囲む円は、これから完全な輪になる様子を表現しており、ALLY を広める取組を通じて社会がひとつになっていくことを意味しています。
東京都アライマーク「TOKYO ALLY」のグッズ(ピンバッジ)の配布を開始しました!
東京都に在住、在勤又は在学の方で、東京都の既定の資料の通読や東京都主催の研修・セミナーの受講、もしくはこれら以外の性的マイノリティに関する啓発・理解を目的とした冊子の通読又はセミナー等の受講が完了していることが前提となります。ご希望の方は以下よりお申込みください。
※団体(企業等)の方が団体内でグッズを希望される方の分をまとめて申請する場合、以下の様式をダウンロードし、必要事項を入力の上、申請フォーム上にアップロードしていただく必要があります。
【様式】TOKYO ALLY_申請者情報ファイル( Excel:18KB)
※申請に関しご不明点がございましたら、以下の事務局宛て、メールにてお問い合わせください。
「TOKYO ALLY」グッズ送付事務局
(株式会社日本旅行ビジネスクリエイト内)
e-mail: info@ally-form.metro.tokyo.lg.jp