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変わる社会とともに、変わる企業のために。

社会における多様な性への理解が進みはじめ、
性的マイノリティを取り巻く社会環境も日々変化しています。
こうした社会の変化に合わせて、企業にも変化することが求められています。
性の多様性を理解し、マイノリティを尊重する、「人にやさしい企業」になることは、社会的価値を一層高めるとともに、優秀な人材の確保や離職防止にもつながります。
自分らしく、いきいきと活躍できる職場へ。
変わる社会とともに、変わる企業の取組を、東京都がサポートします。

多様な性があるということ

性自認や性的指向は、人間が本来持っている多様性の一つです。
性のあり方(セクシュアリティ)は身体の性、自認する性、好きになる性、表現する性などの要素の組合せによって形づくられていますが、この組合せは多様です。性のあり方はグラデーションであり、特定の用語だけで全てを網羅できるものではありません。日本国内における性的マイノリティの方々の割合は、およそ5~10%と言われています(左利きの人々と同程度の割合)。
大切なことは、性のあり方の多様性を知り、一人ひとりの性のあり方を尊重することです。

東京都が目指す社会

世の中においては、依然として周囲の無関心や偏見や差別的取扱いなどが見受けられます。
東京都は、東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例を制定し、性自認及び性的指向を理由とする不当な差別の解消並びに性自認及び性的指向に関する啓発等の推進を図ることとしています。
性自認や性的指向が人それぞれであることを尊重し、誰もが自分らしく生き生きと活躍することで、一人ひとりが輝く社会になっていきます。

企業に求められること

性的マイノリティの方々には、求職時にセクシュアリティに由来した困難を経験した人や、就職後も職場でのハラスメントを経験している人が多くいます。そのような就労における難しさが、経済的困難にもつながることもあります。こうした困難を取り除くためには、企業が変わっていく必要があります。
東京都パートナーシップ宣誓制度をはじめとして、性的マイノリティの方々が暮らしやすい環境づくりが社会的にも進んでいます。それに伴い、企業においても社内制度や顧客向けサービスのアップデートが求められています。すべての人が働きやすい会社を作るために、性的マイノリティへの理解と環境整備を進めましょう。──

東京都では性的マイノリティの方々が働きやすい職場の環境づくり等の取組
を支援するため、事業者の方へ向けた支援を御用意しております

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